在宅でJavaを使う利点と将来の不安

最近のIT業界においては、会社に出勤することなく家で仕事をする、いわゆる在宅ワーカーが増えている。インターネットの発達により、仕事の成果は一瞬の内に相手に送ることができるため、企業側も働き方についてはあまりこだわらなくなりつつある。
一方、システムエンジニアにとって在宅という選択肢は時間が有効に使える、静かな環境で仕事に集中できるなどメリットは多い。

しかし、一方で企業に属さないということはそれを伴う福利厚生などの保障もないということなので、その分、正規社員より多く稼がなければならない。
そのためには、企業が求める仕事のスキルを真っ先に身に付け、その要望に応えなければならない。現在、各開発の主役とも言える存在のプログラミング言語はJavaである。
フリーとして高収入を目指すためにはこの言語はぜひともマスターしておきたいところだ。
特に、J2EEフレームワークの設計実装経験があれば、好条件で仕事を発注してくれるところは多いだろう。そこまで到達するのは大変だが、裏を返せば、自ら磨いたスキルがダイレクトに収入となって反応する所がこの仕事の面白さとも言える。

しかし、そうやって苦労して手に入れたスキルもやがては過去の物になる。
その時はまた新たなスキルを手に入れなければならない。
そして技術の進歩によってその回転は速くなる一方であり、その流れについていけるかが在宅エンジニアとして生き残れるかどうかの鍵である。